【60代の再就職】自由な老後のはずが「こんなはずじゃなかった」と感じた理由

【この記事の要約】

移住後2年で2社を退職した私。再就職して社会とのつながりを得た一方で、自由な時間を失ったことへの戸惑いも感じています。60代になって見えてきた「仕事」と「自由」の現実。そして今だからこそ大切だと思う時間管理についてお話しします。


移住後2年で2社を退職した

移住して2年。

私は2社を退職しました。

働いている時は、しんどいとか辛いとか感じることはほとんどありませんでした。

むしろ仕事は楽しく、やりがいも感じていました。

ただ今振り返ると、その2社とはご縁がなかったのだと思います。

2社目を退職したあと、約2か月間の空白期間ができました。

その時間が私に大きな気づきを与えてくれました。


毎日家にいて感じた「もう働きたくない」

退職して家にいるようになると、真っ先に感じたことがあります。

それは、

「もう働きたくない」

という気持ちでした。

2回の退職でメンタルも疲れていましたし、家でやりたいことが山ほどあったからです。

ブログを書きたい。

家庭菜園をしたい。

本を読みたい。

家族との時間も大切にしたい。

これまで仕事を優先して後回しにしてきたことを思う存分やれる。

そんな生活が始まりました。

その時初めて、

「これが定年後の生活なのかもしれない」

と思ったのです。



それでも働かなければならない現実

しかし現実は理想だけでは成り立ちません。

収入が途絶えれば家族に迷惑をかけてしまいます。

幸い次の仕事は希望どおりに見つかりました。

仕事内容にも不満はありません。

人間関係も良好です。

社会とのつながりを持てることにも満足しています。

ところが仕事が始まると、別の感情が湧いてきました。


自由を手に入れたはずなのに時間が足りない

現在の仕事は1日4.5時間。

社会保険に加入するためには月20日前後出勤する必要があります。

半日の勤務ですから自由時間は確保できます。

しかし実際には月20日通勤するとなると生活の中心は仕事になります。

シフト制なので休日も自由には決められません。

収入は前職の半分以下になりました。

それなのに毎日の生活は仕事を中心に回っています。

最近特に感じるのは、

家族とのキャンプに行く時間が以前より減ったことです。

移住してから自然に囲まれた生活を楽しみたいと思っていました。

ところが仕事が始まると予定が合わせにくくなり、思うように出かけられなくなりました。

読書も同じです。

時間はあるはずなのに、仕事があることで心の余裕がなくなり、以前ほど本を開かなくなりました。

するとふと、

「こんなはずじゃなかった」

と思うことがあります。



では仕事をしなければ幸せなのか

ところが不思議なことに、仕事を完全に辞めた自分も想像できます。

おそらく最初の数週間は楽しいでしょう。

しかし3か月もすれば不安になると思います。

社会との接点がなくなる。

生活リズムが崩れる。

自分の存在意義を考え始める。

実際、2か月の空白期間でその片鱗を感じました。

だから私の中には、

  • これでいいんだ
  • こんなはずじゃなかった

この2つの気持ちが今も共存しています。

そしてどちらも本音なのです。


60代から本当に大切なのは時間管理だった

最近強く感じることがあります。

それは、

60代からはお金以上に時間管理が大切になる

ということです。

1日は誰にでも24時間です。

しかし仕事が減り自由時間が増えると、

「あとでやればいい」

と思うようになります。

ところがその”あとで”はなかなか来ません。

自由な時間がある人ほど、自分で予定を決めなければ何も進まないのです。


私が実践している小さな時間管理術

ここで読者の方にもおすすめしたいことがあります。

難しいことではありません。

まずは1週間の中で、

「自分のための時間」を先に予定表へ書き込む

ことです。

例えば、

  • 毎朝30分は読書
  • 週に1回は夫婦で外出
  • 月に1回はキャンプ
  • 毎日1時間は趣味

このように先に予約してしまうのです。

私自身も今後は、

「時間があればやる」

ではなく、

「その時間にやる」

という考え方に変えていこうと思っています。

仕事も大事ですが、自分が本当にやりたいことも同じくらい大事だからです。


理想の老後は待っていてもやって来ない

60歳を超えれば自由になれる。

以前の私はそう思っていました。

しかし現実は少し違いました。

生活のために働き、

家族のために責任を果たし、

限られた時間の中で自分のやりたいことを実現していく。

その繰り返しです。

だから今はこう思っています。

理想の老後は突然やって来るものではない。

毎日の時間の使い方を少しずつ変えながら、自分で作っていくものなのだと。

「こんなはずじゃなかった」

と思う日もあります。

それでも自分が本当にやりたいことを諦めず、一歩ずつ続けていく。

それが60代の人生を豊かにする一番の方法なのかもしれません。















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