【60代の本音】お金より怖いのは「働けなくなること」でした

最近、お金よりも気になることがあります

60代になると将来のことを考える時間が増えました。

若い頃は「なんとかなる」と思っていたことも、この年齢になるとそう簡単には考えられません。

健康のこと。

年金のこと。

医療費のこと。

老後資金のこと。

考え始めると不安はいくらでも出てきます。

私も例外ではありません。

しかし実際に60代になってみて、私が本当に怖いと思うことは別にありました。

それは――

「働けなくなること」ではなく、「働かせてもらえなくなること」

です。


妻は現実派、私は楽観主義

私は昔から、

「知恵を絞れば何とか生きていける」

と思うタイプです。

妻からすると、

「楽観主義にもほどがある」

そうです。

一方の妻は真逆です。

生活設計を立て、

最悪の事態まで想定し、

十分な蓄えと収入がなければ安心できない。

絵に描いたような現実主義者です。

正直に言うと妻の方が正しいと思います。

もし私がそこまでしっかり将来設計をできる人間なら、今ごろこんな苦労はしていないでしょう。

できなかったから今がある。

それもまた事実です。


我が家には守りたい家族がいます

私たち夫婦は二人とも60歳を超えました。

いつまで働けるのか。

これはもう遠い未来の話ではありません。

我が家にはミニチュアシュナウザーの母娘がいます。

大切な家族です。

この子たちも年齢を重ねれば介護や医療が必要になります。

ペットには健康保険がありません。

治療費も決して安くありません。

もちろん犬だけではありません。

私たち自身もこれから医療費が増える可能性があります。

だからお金の心配がなくなることはありません。



本当に怖いのはお金ではありませんでした

もちろんお金は大切です。

お金がなければ生活はできません。

しかし最近思うのです。

私が本当に怖いのは、

お金が減ることではありません。

体力が落ちて働けなくなることでもありません。

一番怖いのは、

まだ働けるのに働く場所がなくなること

です。

まだ元気なのに。

まだ人の役に立ちたいのに。

まだ働きたいのに。

必要とされる場所がない。

これは想像以上につらいことだと思います。


移住してから強く感じたこと

移住して仕事を探していた頃、

私は何度も考えました。

「この年齢で雇ってもらえるのだろうか」

「もう必要とされないのではないか」

実際に年齢を理由に断られたこともありました。

その時のショックは今でも忘れられません。

それまで積み上げてきた経験や資格が、一瞬で否定されたような気持ちになったからです。

しかし一方で、

採用の電話をいただいた時の喜びも忘れられません。

働ける。

社会とつながれる。

誰かの役に立てる。

その喜びは想像以上に大きなものでした。



働くことは収入以上の意味がある

昔、

「働くとは傍(はた)を楽にすること」

と教わりました。

私はこの言葉が好きです。

仕事とは、

誰かを助けること。

誰かを喜ばせること。

誰かの役に立つこと。

だから私は働ける限り働きたいと思っています。

収入だけではありません。

社会とのつながり。

人との関わり。

感謝される喜び。

そういうものも仕事が与えてくれる大切な財産です。


不安ばかり考えても答えは出ません

老後。

年金。

医療費。

介護。

考え始めれば不安は尽きません。

私もそうです。

しかし不安ばかり考えていると心まで疲れてしまいます。

未来は誰にもわかりません。

だから最近は、

「今日できることをやろう」

と思うようになりました。

仕事へ行く。

家族と笑う。

犬と散歩する。

それだけでも十分価値のある一日です。


私なりに見つけた60代の働き方

移住してからいろいろな経験をしました。

退職も経験しました。

再就職も経験しました。

その中で今思うことがあります。

60代の仕事探しは、

給料だけで決めない方がいい。

人間関係。

会社の雰囲気。

無理なく続けられる勤務時間。

自分が安心して働ける環境。

そういうものを重視した方が長く働ける気がします。

実際に私は以前より給料は減りました。

それでも今の方が幸せに働いています。

これは移住する前には想像もできませんでした。



AI時代でも人にしかできない仕事がある

最近はAIが話題です。

多くの仕事がAIに置き換わると言われています。

確かにそうかもしれません。

しかし、

人を安心させること。

人の話を聞くこと。

寄り添うこと。

感謝を伝えること。

こうした感情の部分は最後まで人が担うのではないでしょうか。

だから私は、

シニア世代にもまだまだ働く意味があると思っています。


まとめ|小さな幸せを積み重ねながら生きたい

お金は大切です。

お金がなければ生活はできません。

でも人生で本当に大切なのは、

お金だけではないと思います。

誰かに感謝されること。

人の役に立つこと。

小さな幸せを感じること。

その積み重ねが人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

私も将来への不安はあります。

年金も気になります。

健康も気になります。

仕事がいつまで続けられるかもわかりません。

それでも今は働ける場所があります。

帰る家があります。

一緒に生きてくれる妻と愛犬たちがいます。

だから先のことばかり心配せず、

今日一日を大切に生きようと思っています。

もし同じような不安を抱えている方がおられるなら、

「自分だけじゃなかった」

そう思っていただけたらうれしいです。


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