【60代で正社員を辞めた私】アルバイトから再スタートして見えた希望

60代で正社員を離れたとき、
頭から離れなかったのは、この不安でした。

👉 「もう社会に戻れないのではないか」

収入が途絶えることで、家族への影響も避けられません。

さらに、退職後すぐに待っていたのは、税金や国民健康保険などの支払いでした。

「仕事を辞めれば気持ちは楽になる。」

そう思っていましたが、現実は違いました。

精神的な負担が軽くなるどころか、新たな不安が一気に押し寄せてきたのです。


焦りの中で始まった仕事探し

退職してすぐに感じたのは、

👉 「早く仕事を見つけなければ…」

という焦りでした。

一方で、前の職場のストレスから解放されたことは、間違いなく救いでもありました。

ただ、現実は待ってくれません。

WEBで応募したあとも、スマートフォンを見る回数がいつもより増えていました。

「まだ連絡は来ないかな……」

そんなことばかり考えていたのを覚えています。

60代になると、不採用という言葉の重みは想像以上です。

「もう働ける場所はないのかもしれない。」

そんな不安が、何度も頭をよぎりました。


60代で選んだ現実的な働き方

地方に住んでいるため、仕事の選択肢は決して多くありません。

そこで私が最優先に考えたのは、

👉 「無理なく続けられるかどうか」

ということでした。

正社員として再就職するよりも、まずは長く働ける環境を探そう。

そう考え、アルバイトという働き方を選びました。

これまでの仕事経験と登録販売者の資格を活かせるドラッグストアを中心に応募しました。


応募できる会社は、たった2社

応募できる企業は決して多くありませんでした。

1社目は、

👉 年齢を理由に不採用。

残るのは、あと1社だけ。

ここで決まらなければ、さらに遠方まで仕事を探さなければならない状況でした。

WEB応募を済ませ、連絡を待ちました。

翌日、電話が鳴りました。

面接の連絡でした。

電話を切ったあと、思わず大きく息を吐いたのを覚えています。

「よかった……。」

まだ採用が決まったわけではありません。

それでも、次へ進めることが本当にうれしかったのです。


面接で意識した3つのこと

面接では、次の3つだけを意識しました。

  • 👉 ① 不安を表に出さない
  • 👉 ② 働く意欲をしっかり伝える
  • 👉 ③ 自分にできることを具体的に話す

勤務条件は希望とは違いました。

それでも、すべて受け入れるつもりで面接に臨みました。

理由は一つ。

👉 家族を安心させたかったからです。

面接へ向かう車の中では何度も深呼吸しました。

緊張というより、

「ここで決まってほしい。」

その気持ちの方が強かったように思います。

家族には平静を装っていましたが、心の中は必死でした。


採用された理由を考えてみると

結果として採用していただくことができました。

今振り返ると、理由はこの3つだったと思います。

  • これまで積み重ねてきた仕事経験
  • 登録販売者という資格
  • 年齢以上に元気で体力面への不安がなかったこと

特別なことをしたわけではありません。

ただ、

👉 「私はまだ働けます。」

そのことを、自分の言葉でしっかり伝えられたことが大きかったように感じています。


60代で仕事を探して感じたこと

実際に仕事を探してみると、資格だけではなく、もっと大切なことがありました。

条件にこだわりすぎない

最初から理想ばかり求めると、選択肢は一気に狭くなります。

👉 まずは「続けられること」を優先しました。

経験は必ず武器になる

業種が違っても、仕事への姿勢や対応力は必ず評価されます。

👉 「自分に何ができるのか」を整理することが大切です。

不安は誰にでもある

不安を抱えることは悪いことではありません。

でも、不安ばかりを話してしまうと相手にも伝わってしまいます。

👉 「できること」に目を向けることを意識しました。

とにかく行動する

一番強く感じたことがあります。

👉 考えているだけでは、何も変わりません。


働き始めて感じたこと

職場は女性スタッフが多く、最初は少し緊張しました。

レジ操作にも戸惑い、商品の多さにも驚きました。

ドラッグストアでは、お客様が買い物かごいっぱいの商品を購入されることも珍しくありません。

「本当に覚えられるだろうか。」

そんな不安もありました。

それでも、一つずつ覚え、少しずつできることが増えていきました。

職場にも自然と馴染み、

👉 「もう一度社会に戻れた。」

そう感じられたことが、何よりうれしかったのです。


まとめ|行動した先にしか見えない景色がある

60代で仕事を失うと、不安になるのは当然です。

私も「もう働く場所はないかもしれない」と何度も考えました。

それでも、一歩踏み出したことで新しい職場と新しい出会いがありました。

何事もそうですが、相手の懐へ飛び込まなければ、攻めることも守ることもできません。

失敗するかもしれない。

断られるかもしれない。

それでも動かなければ、何も変わりません。

60代だからと年齢を理由に立ち止まるのではなく、まずは一歩踏み出してみてください。

行動した先でしか、新しい出会いも、新しい仕事も、新しい人生も待っていないのです。

私もその一歩を踏み出したからこそ、今こうして働くことができています。

あなたの前にも、きっと新しい光はあります。

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