【60代の再就職】「捨てる神あれば拾う神あり」と思った私が、また同じ失敗をしてしまった話

この記事の要約

物産館を解雇された私に、新しい仕事の誘いが舞い込みました。

「捨てる神あれば拾う神あり」と思ったその出会い。

しかし、その会社には面接も雇用契約書もありませんでした。

今回は、私が実際に経験した「口約束だけの採用」の怖さと、その経験から学んだことをお伝えします。


「捨てる神あれば拾う神あり」は本当にあると思いました

人生には、不思議なご縁があります。

物産館で働いていた頃、私の仕事ぶりを見てくださっていた関係者の方がおられました。

その方は、私が解雇されることも知っていました。

さらに、他のスタッフが次々と辞めていく状況も見ておられました。

ちょうどその頃、その方は新しく施設の指定管理を任され、スタッフを募集しなければならない時期だったそうです。

タイミングはまさに一致しました。

「給料は今より多く出します。」

「仕事も今より楽ですよ。」

「ぜひ責任者として来てほしい。」

そう声を掛けていただきました。

私は心の中で、

「捨てる神あれば拾う神ありとは、このことなんだ。」


ところが、入社が決まってから違和感を覚えます。

私は当然、

  • 面接
  • 雇用契約書
  • 就業規則の説明

があるものと思っていました。

ところが…

何もありません。

気が付けば施設のオープン日を迎えていました。

物産館では雇用契約書も社内規定も整備されていました。

それが当たり前だと思っていた私には驚きでした。


「契約書なんていらないよ」

周りのスタッフに聞いてみると、

「ここでは契約書なんてないですよ。」

という返事。

履歴書すら提出していないと言うのです。

責任者として私は社長へ確認しました。

「履歴書は提出しなくていいのですか?」

「雇用契約書は作らないのでしょうか?」

返ってきた答えは、

「履歴書みたいなお固いことはいいよ。」

そして雇用契約書については、

何のために必要なのかさえ理解されていませんでした。

その時点で、私はもっと慎重になるべきだったと今では思います。



💡 この経験から学んだこと

入社するときは、

✔ 雇用契約書

✔ 労働条件通知書

✔ 給与条件

この3つは必ず確認することをおすすめします。


約束していた給料と違っていました

最初の給料日。

振り込まれた金額を見て違和感を覚えました。

約束されていた金額ではありません。

確認すると、

社長は、

「それは手取りではなく総支給額の話だった。」

と言います。

しかし私は、

その日に聞いた内容をメモに残していました。

「○月○日に、この金額でお願いしたいと言われました。」

そう伝えると、

社長の態度は一変しました。


ここから職場の空気が変わりました

最初は私だけへの態度が変わりました。

ところが次第に、

周囲のスタッフも巻き込むような雰囲気になっていきます。

私は仕事に集中できなくなりました。

今振り返れば、

約束を守る・守らない以前に、

話し合いができる関係ではなかったのだと思います。

もしあの時、

「約束した金額は出せません。」

「申し訳ありません。」

その一言があれば、

違う未来もあったのかもしれません。


私も学ばなければいけませんでした

私は後になって移住者の知人からこんな言葉を聞きました。

「会社にはいろいろな考え方の経営者がいる。

自分の考えだけが正しいと思う人もいる。」

その言葉を聞いた時、

ようやく自分の中で整理がつきました。

相手を変えることはできません。

変えられるのは、自分の判断だけです。


私は会社を辞める決断をしました

このまま働き続けても、

お互いに幸せにはなれない。

そう考え、

私は自分から身を引く決断をしました。

もちろん悔しさはありました。

しかし、

この経験があったからこそ、

私はもう一つ大切なことを学びました。


⚠️ 60代で仕事を探す方へ

「知り合いだから安心」

「面接がないから楽」

そう思ってしまう気持ちはよく分かります。

しかし、

面接がない会社ほど、一度立ち止まって考えてください。

労働条件を書面で確認することは、自分自身を守ることでもあります。



この経験が、今の私をつくりました

私はこの経験を通して、

もう同じ働き方はできないと感じました。

妻も、

「あなたの性格では、小さな会社では難しいかもしれないね。」

と言いました。

もちろん、

私自身にも至らない部分はあったと思います。

だからこそ、

「これからどうやって夫婦と愛犬2匹を養っていくのか。」

真剣に考えました。

そして一つの答えを出しました。

自分が経験してきたことを、誰かの役に立つ形で発信していこう。

そう決めて始めたのが、このブログです。

人生最後の悪あがきになるかもしれません。

それでも、

読んでくださった方に、

「なるほど。」

「読んでよかった。」

そう思っていただける記事を書き続けたいと思っています。

現在も私は、60代の仕事や働き方について実体験をもとに発信しています。

私の失敗が、これから再就職を考える誰かの役に立てば、それ以上にうれしいことはありません。





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