【60代の仕事探し】二度の退職を経験して、ようやく見つけた「長く働ける職場」の条件

「60歳を超えて就職活動なんて無理……」

そう思っている方は、決して少なくないと思います。

私自身も62歳で仕事を探し始めたとき、不安がなかったと言えば嘘になります。

求人票を見ても応募できそうな仕事は限られ、年齢だけで諦めそうになったこともありました。

それでも実際に動いてみると、求人サイトを眺めているだけでは分からない現実や、新たな気づきがたくさんありました。

もちろん、順風満帆だったわけではありません。

宮崎へ移住してから二度の退職を経験し、ようやく三度目の就職で今の職場にたどり着いたのです。

だからこそ今、60代で仕事を探している方へ伝えたいことがあります。

仕事探しで本当に大切なのは、「条件の良さ」ではなく、「自分が長く働き続けられる環境」を見つけることでした。


なぜ60代は仕事が見つかりにくいのか

能力ではなく「年齢」という壁がある

60代になって仕事を探してみると、まず感じたのは「能力以前に年齢を見られている」という現実でした。

もちろん、企業側にも事情があります。

  • 長く働いてもらえるだろうか
  • 新しい仕事を覚えられるだろうか
  • 教育に時間や費用をかけても大丈夫だろうか

こうした不安を抱える企業があることも理解できます。

だからこそ60代の就職活動は、自分の能力を知ってもらう前に苦戦してしまうことがあるのです。

しかし私は、年齢だけを理由に諦めてしまうのはもったいないと思っています。

実際に動いてみなければ分からない出会いがあることを、自分自身が経験したからです。


地方では仕事探しはさらに厳しくなる

「選ぶ」より「応募できる仕事を探す」

私は大阪から宮崎へ移住して仕事を探しました。

都会と違い、地方では求人そのものが少なく、通勤できる範囲も限られます。

さらに業種にも偏りがあり、「希望どおりの仕事」を見つけるのは簡単ではありません。

求人票を見ながら感じたのは、

「どこがいいか」ではなく、「応募できる会社はどこか」を探すことから始まる。

それが地方での仕事探しの現実でした。

だからこそ、理想ばかりを追い求めるのではなく、「その会社で自分は続けていけるだろうか」という視点を持つことが大切だと感じるようになりました。


私が仕事選びで考え方を変えた理由

条件よりも「続けられる環境」

仕事を探し始めた頃は、

  • 給与
  • 雇用形態
  • 勤務条件

そんなことばかり気にしていました。

しかし実際に働いてみると、それ以上に大切なことがありました。

それは、

「毎日、安心して働き続けられる環境かどうか」。

人間関係はどうか。

職場のルールは分かりやすいか。

困ったときに相談できる雰囲気があるか。

そうした積み重ねが、毎日の安心につながることを実感しました。


二度の退職で学んだこと

我慢だけでは仕事は続かない

私は宮崎へ移住してから、二つの会社を退職しました。

仕事が嫌だったわけではありません。

「もう少し頑張れば何とかなる。」

そう思って働いていた時期もありました。

しかし、自分に合わない環境では、気持ちだけで乗り切ることはできませんでした。

この経験から学んだのは、

「我慢し続けること」と「長く働き続けること」は違う。

ということです。

だからこそ三度目の就職では、給与や条件よりも、「ここで安心して働けるか」を一番大切にしました。


今の職場で「ここなら続けられる」と感じた理由

仕組みが人を支える職場だった

三度目の就職で今の職場へ入ったとき、最初に驚いたのは仕事の進め方でした。

それまで勤めた会社では、

「人によって教え方が違う。」

「言う人によって仕事のやり方が違う。」

そんな場面が少なくありませんでした。

ところが今の職場では、作業のほとんどが動画マニュアルとして整備されていました。

分からないことがあれば、その都度動画を見返すことができます。

つまり、

「誰が教えても、みんなが同じ内容を学べる仕組み」

ができていたのです。

実は私は、前職でマニュアルを作成する仕事にも携わっていました。

だからこそ、マニュアルが職場にとってどれほど大切なものかは、誰よりも理解しているつもりです。

仕事を標準化し、誰が教えても同じ品質で伝えられる仕組みを作ることは、決して簡単なことではありません。

だからこそ、この動画マニュアルを見たときは、

「ここまで整備されているのか。」

と正直驚きました。

もちろん実際に働いてみると、同じマニュアルを見ていても、人それぞれ解釈や受け取り方が違うこともあります。

「こんなに分かりやすいマニュアルでも、人によって理解の仕方は違うんだな。」

そんな発見もありました。

それでも共通の基準があることで、

「誰の教え方が正しいのだろう。」

と迷うことはほとんどありません。

さらに感心したのが、シフトや作業割り当てをAIが作成していることでした。

もちろん最終的には店長が調整することもありますが、基本はAIが公平性を考えて作成しています。

誰かを優遇したり、逆に負担が偏ったりしないように配慮されていることが伝わってきました。

私はこれまでいくつかの会社で働いてきましたが、このような仕組みを整えるには、相当な時間と投資が必要だと思います。

小規模な企業では、なかなか真似のできない仕組みではないでしょう。

だからこそ私は、この職場で働き始めて間もない頃から、

「ここなら安心して長く働けるかもしれない。」

そう感じることができました。


採用されるために私が意識したこと

「自分の希望」より「相手が求める人材」

仕事を探していると、

「この条件なら働きたい。」

「これは譲れない。」

そう考えてしまいがちです。

もちろん、それも大切です。

しかし私は途中から考え方を変えました。

「会社はどんな人を必要としているのだろう。」

その視点で自分を見つめ直すようにしたのです。

相手が求めることを理解し、自分にできることを素直に伝える。

その積み重ねが、採用につながったのだと思います。


まとめ|60代の仕事探しは「仕事探し」ではなく「居場所探し」

60代の仕事探しは、決して簡単ではありません。

年齢という壁もあります。

地方であれば、選択肢はさらに少なくなります。

それでも私は、実際に行動したことで一つの答えにたどり着きました。

仕事探しとは、

条件の良い会社を探すことではなく、自分が安心して働き続けられる「居場所」を探すこと。

私自身、宮崎へ移住してから二度の退職を経験しました。

決して順調な道のりではありませんでした。

しかし、その経験があったからこそ、「どんな職場なら長く働けるのか」という自分なりの答えを見つけることができました。

もし今、60代で仕事探しに不安を感じている方がいるなら、焦らなくても大丈夫です。

一歩ずつ経験を積み重ねながら、自分に合った居場所を探してみてください。

その先には、きっと「ここで働けてよかった」と思える職場との出会いが待っているはずです。



👉「仕事選びの基準はこちら」
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👉「面接で見られるポイントはこちら」
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